Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)2017年1月号

Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)2017年1月号 の詳細

フォーブスジャパン編集部の皆さんへ。驚くほど読みづらいです。■トーン＆マナーが不統一フォントや段組み、色彩、写真配置など、試行錯誤を重ねてデザインしているのは伝わってくる。しかし全体の統一感に乏しく、デザイン基準も曖昧なため、雑誌を読む没入感を得られない。■見出しが足りない見出しによる区切りが少なく、文章がダーっと羅列してある紙面が多いので、読む気が失せる。■見出しがバラバラ名前／肩書／所属企業見出しタイトルみたいに統一すれば良いものを、順番はおろか配置も散らばっていたりするので、名前や企業名を探さなくてはいけないハメに。読者を迷わせちゃダメでしょ。■人物写真の加工はやめるべき一番気になったのがこれ。人物写真の多くが、背景を削除した上で、被写体をセピア調や鉛筆スケッチ風に加工している。一体何の意味があるのか、最後まで理解に苦しんだ。情報雑誌に必要なのは、アートデザインではなく、時代の空気を伝える“今感”。オフィスの何気ない場所で撮影した写真が、それを伝える貴重なものだったりするのだ。■時事コラムは不要では目次の次のページが、編集長のドヤ顔写真と共に「トランプ大統領の衝撃と期待」という短文コラム。これ、必要ですか？掲載するとしても巻末ページが妥当でしょう。■広告配置が下手何人かの時事コラムが終わったぁと思ったら、4商品連発でブランドの紹介記事が8P。この時点で、読み進める気持ちが半減してしまった。広告は重要なものであるし、掲載するなとは言わない。しかし広告を全面に掲げた紙面づくりは、読者の反感を買う可能性が高い。以上、ザっと上げただけでも多くの粗が目立つ。情報をデザインするとはどういうことか、編集部で再考して欲しい。