ギリシア人の物語II民主政の成熟と崩壊ダウンロード

ギリシア人の物語II民主政の成熟と崩壊


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ギリシア人の物語II民主政の成熟と崩壊 の詳細

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書名 : ギリシア人の物語II民主政の成熟と崩壊
作者 : 塩野七生
カテゴリー : 本
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アテネとスパルタは出来る限り直接対決を避けていたのに、周辺のポリスの小競り合いに巻き込まれてズルズルと不毛な戦いに引き摺られて行きました。アテネに嫉妬し憎む、「狡猾」で「先を見る目はないが、過去に受けた屈辱は忘れない」コリントが、裏で暗躍していた、など、ポリスを擬人化したような表現が面白いと思いました。ギリシア人の物語第二巻の主役は、前半はペリクレス、後半はアルキビアデス。ペリクレスは偉大な政治家ですが、アルキビアデスは、どうなのだろう?と思いました。大きく評価の分かれる人ではありますがアテネから逃げるようにしてスパルタに行ったところまではよいとして、その後の行動は支離滅裂だと思うのです。ヒーローになり損ねた悲運の人ではなく、器ではなかったのでは、と思います。本当の意味での人望がなかった、とも言えます。シチリア遠征では、主戦論を唱えたアルキビアデスは、デマゴーグと言えるのではないかと思います。反対したニキアスの方が正しかったのでは…それが、司令官ニキアスの力不足が失敗の一因ように書かれています。とはいえ著者のアルキビアデスひいき振りが読んでいてとても愉しいことは確かです。スパルタ王妃を誘惑した嫌疑についてのアルキビアデス弁護は、少し無理があるのではイケメンなうえに才能豊かで口達者という無敵なアルキビアデスは、衆愚政アテネに咲いた徒花ではなかったろうかと個人的には思いました。その背景にソクラテスがいたところがまた、興味深いです。ソクラテスにしてみれば、可愛いけれど何をするかわからない危険な弟子だったのかもしれないと思いました。著者は英雄とかいい男を、その心酔のほどを加味して、実に生き生きと魅力的に描いてくれます。本書もそんな魅力に溢れた一冊だと思います。

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